ペーシングはNLPを学んでいく際、最も基本となる部分として学ぶテクニックです。
このペーシングとは「ペースを作る」という意味であり、会話の際に相手のペースに合わせることで相手が話しやすく、安心感を抱きやすい雰囲気をつくることです。
例えば相手の口調がゆっくりなら自分もゆっくり話し、相手が少し早口なら自分も普段より早口を意識して喋るといったような具合です。
この他にも声の大きさや声のトーンなどを相手と合わせると、相手は普段よりも気持ち良く話すことが出来るようになります。
このことだけでもメリットは非常に大きいのですが、基本的に人は気持ちよく話せる相手ほど本心を話したくなるものです。
ですからビジネスの場では相手の本音を引き出すテクニックとして、プライベートの場では相手とより親密になるテクニックとして活用できる重要な技術なのです。