チャンクとは文字や数字の塊のことで、その一つ一つを繋げたり、大きな塊を分かりやすく分けることをチャンク化と呼んでいます。
よく例に挙げられるのは電話番号で0123456789だと覚えられないが01-2345-6789と区切ってチャンク化すると記憶できるというものです。
これを始めて発表したミラーは7(+2)つのチャンクが短期記憶の限界と説いていましたが、最近の研究では4,5個が通常では適正値ではないかと言われています。例えば日本の和歌も五七五、短歌は五七五七七と5個以内に収まっているので覚えられるということになります。暗記力が高いと言われる人は、無意識の内にこのチャンク化を上手に使って物事を整理していると考えられています。