メタファーとは辞書的な意味では「隠喩」を指す言葉です。
例えば「人生とはドラマである」という一言は隠喩の良い例でしょう。
しかしNLPにおいてメタファーという場合、これは隠喩では無くコミュニケーション上のテクニックのことを指しています。
相手に伝えたい内容についてそれを象徴するような童話や比喩、過去の歴史上の事柄を示すことがその内容となっており、例えば働くことの大切さを示す時に「しっかり働かないと駄目だ」と言うのではなく「アリとキリギリスではアリの方が幸せになっていたんですよ」といったように伝えるのです。
これによって相手に対してメッセージを伝える際に押し付けるような形ではなくすんなりと相手に受け入れてもらえるように話すことが出来るのです。
このメタファーの技法はさまざまなところで活用でき、特に「指導」の場においては極めて効果的となりますから是非押さえておきましょう。